MariaDBを高速で処理させるには、いかにメモリ上にデータを展開させ、
キャッシュで返すかが大きな鍵になっています。
なお、このページではエンジンは「innodb」を前提に解説していきます。
そこで、今回は高速化に重要な設定を紹介します。
innodb_buffer_pool_size
この「innodb_buffer_pool_size」はデータをどれくらいメモリに展開するかのサイズです。
推奨設定は現在のDBサイズより大きいのが好ましいです。
DBサイズの確認方法は以下の記事で紹介しています。
DBサイズより多くすると、IOを見て頂くとわかりと思いますが、ディスクを参照しなくなります。
innodb_buffer_pool_size=3G
query_cache_size
同一のリクエストをキャッシュさせるメモリのサイズです。
物理メモリの容量によっても変動しますが、256M以上は確保しておくのがいいかと思います。
query_cache_size=256M
まとめ
いかがでしたでしょうか、DBはメモリから返すとかなりの速度が発揮できるので、できる限りメモリ上に展開しましょう。