クラスの静的な構造や、クラスどうしの静的な構造を描く図です。
クラス図は次の要素で構成されています。
■クラス名
クラス名を記述します。
■属性
属性には、名前、住所等の項目がはります。
■操作
操作について記述します。
実際に使用例を以下に示します。
以下の内容は、学生管理システムになります。
また、上記では説明していなかった「多重度」、及び「関連」について
説明します。
■関連
「学生」と「テスト結果」のように関連しているクラス図を線で結びます。
■多重度
多重度は関連で繋いだ線の上に、「多重度」を記載します。
上記の例では「学生」1人に対し、テスト結果が複数ある事になります。
1:必ず1つ存在する。
*:無限大であり特定できない。
なお、0~1等の特定の値の場合は以下のように記載します。
0..1:1つだけ存在するか、存在しないこともある
■Javaソースによるクラス図
以下の例では、Javaのソースを使って。クラス図を作成した例です。
public class sample1 { private String data1 = null; private String data2 = null; public Sample1() { data1 = "ABC"; data2 = "abc"; } public String get_data1(){ return this.data1; } public String get_data2(){ return this.data2; } }UMLのクラス図で表現した場合